事例1:とっさの殺虫剤で・・

まずは、こんな例がありました。

**事例1**
有機農業に取り組む友人(茨城県常陸太田市)から電話で、「さっき、ニワトリ小屋付近で、たぶんミツバチだと思うんだけど、ブンブン飛び回ってて怖かったから殺虫剤をまいちゃった」と連絡が入る
ハチを見て、とっさに殺虫剤を散布してしまったものの、少し落ち着いてから私のことを思い出し、電話をくれた
翌日、現場へ急行するも、数匹のハチがウロウロしているだけの状態となっていた
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女性とはいえ、日ごろ、たくましく農作業に励んでいる友人・・
彼女でさえ、ミツバチの大群には思わず「キンチョール」でした。

気持ちは、よ〜く分かります。

ですが、これをやってしまうと、せっかくミツバチの捕獲に伺っても、そこには、もう元気なハチはいないわけで・・

私の出番はありません。

発見当初、ミツバチたちは、比較的低い木の幹に集まろうとして、
かなりの数で、あたりをブンブン飛んでいたようでした。

非常に早い段階での連絡でしたので、殺虫剤さえかけなければ
ラクに保護できた可能性が高かった例です。

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