おもいっきり巣落ちしてた

今日、巣枠式巣箱に入れ替える作業をしたのは、手前の重箱。

西洋ミツバチの巣箱に入居したが、いじって騒がせてしまい、逃去し、柿の木の高いところに分蜂球をつくり、その後、近くに置いてあった重箱に入居した群だ(→こちらの記事)。

さっそく、入れ替え作業。

外蓋をまず外すのだが、そのとき、なぜか内蓋も一緒にポロっと取れて、巣箱内が突如、あらわになった!

うわ〜、6枚くらいの巣板、すべて天井から落下だ!!

蜂がいない・・

でも、しばらく見てたら、のそのそと上がってきた。

よかった〜〜 (*゚▽゚*)

昨年の11月7日時点では、蜂にむっちり覆われた巣がきちんと宙に浮いて、順調そのものだった。が、11月29日の写真、よく見ると(よく見なくても!)、床に巣が落ちてる!

なんで私、気に留めなかったんだろう??

これは、暑さのせいで落ちたんじゃなく、秋の蜜の運び込みが旺盛だったために落ちたと思われる。この重箱には、巣落ち防止棒を入れていなかった (> <)

記録によれば、11月23日には、知人の日本ミツバチがすごく蜜を貯めて、巣が伸びすぎているということで、その処理を手伝っていた。巣房には、セイタカアワダチソウの蜜がたっぷり貯まっていた。

うちの日本ミツバチも、ガンガン花蜜を運び込み、水分を飛ばして蜜を濃縮したんだろう。巣箱内は湿気で満たされ、天井と巣板の接続箇所もブヨブヨして、蜜で重くなった巣をそこに保持することができなくなったんじゃないか?

この激しい巣落ちの中、なんとか、今日まで生きていてくれてよかった。

ただ、貯蜜は多少あるが、蜂児がまったく見られない

しかも、雄蜂房のような、王台のような、蓋のかかった少し長い巣房が10個くらいあった。

これは、働き蜂産卵とかで、メスの卵がないとき、中で育っているのは雄蜂の幼虫にもかかわらず、ひょろ長い、王台っぽいものがつくられてしまうことがあるんだけど、それだ。

巣板を切り取る作業前、落下した巣を上から覗いてるときもおとなしく、おだやかな雰囲気で、とても無王群には見えなかったのだが・・

女王蜂がいないか、いても正常な産卵をしていないということか?

巣を見るかぎり、最近は、働き蜂が生まれてきていない状況であることは確かだ。

ともかく、気を取り直して、巣枠式巣箱に移し替える作業をつづけた。

作業のあいだ、おとなしく待っていてくれるハチさんたち。

わずかにある貯蜜のところを切り取って、

巣枠に取り付けた(2枚できた)

いまいち活発じゃない別の群から、

蜂児のある巣枠を1枚もってきて入れてみた。

王台ができるだろうか?

追記:その後、女王蜂が見つかった