こんな記事を見つけた。
ハチを大量死から救うカギは「キノコ」にあり? 著名な菌類研究者が発見
ハチの大量死を招く原因の一つとされている「羽変形病ウイルス」。一部のキノコ抽出物に 、このウイルスからハチを守る効果があることが研究で明らかになった。発見のきっかけとなったのは、菌学者が数十年前に見た、とある不思議な光景だった。
SCIENCE2018.12.12 WED 08:30
TEXT BY ROBBIE GONZALEZ
TRANSLATION BY TOMOKO MUKAI/GALILEO
WIRED(US)
ミツバチは「きのこ」で病気を治している?
きっと、ミツバチは、キノコに限らず、自然の中から、さまざまな「おクスリ」を調達して、自分たちの健康を守っているんだろう

ミツバチも、いろいろな要因で、調子を崩す
農薬の乱用などは、いくら、ハチを飼っている者がミツバチに気をかけて世話をしていても、どうしても避けられなかったりする
もちろん、巣箱ごとミツバチを移動して、農薬散布の被害から遠ざけるという方法もあるだろうけど、私はミツバチを、そんなにコロコロと、遠くへ移動したくない
ミツバチにとって、その地域についての情報は、最大の財産なのだ。
年齢を重ね、外敵との対応にも熟練したハチが、命をかけて、植物のありか、水のありか、次の引越し先に適した場所、その他の情報を、巣箱に持ち帰り、仲間に伝えていく。
もし、自分たちを、巣箱ごと、一夜にして別の、見たことも聞いたこともない土地へ移動させられてしまったら、ミツバチたちは、その最大の財産を、完全に取り上げられてしまうことになる
たしかに、巣箱の中には、ある程度のハチミツの蓄えもあるだろうし、いざとなったら、餌でもやれば食べるには困らないように見える。
だけど、見知らぬ土地、ライバルだっているかもしれない、その場所で、当面の間、いろんなところを飛び回って、情報集めをしなくてはいけないのだ
そして、話を元に戻すと、「おクスリ」だ
清廉な水、薬草、キノコもそうだろうが、ミツバチにとって有益な資源のありか、そういった情報は、ハチの命に直結するような資産だ
まさに、ミツバチにとって宝なのだ
ハチは、自分たちに必要な「おクスリ」の材料を自分たちで集めたり、それらを調合したりして、群れの調子を整えるために活用しているのだろう
それがごく自然なことで、本来、ミツバチは「自然と一体」、つまり健康だ
だから、私は、ミツバチが自分たちで「おクスリ」を調達できるような環境を大切にしたい

巣箱にわざわざメントールのかけらや、ミントの葉っぱを入れたりしなくても、そこらへんを飛び回れば、ハッカだけじゃなく、いろんな薬草が生えてれば、ミツバチは、ちゃんとそれを見つけて活用できる
調べてみればわかるけど、どこにでも見かける雑草なんかも、ふつうに薬草だったりする
私には、どの植物が何にいいのか、よくわからないから、できるのは、勝手に生えてきたら、そのまんまにすることぐらいだ
ミツバチは自分で選んで、うまくいくものが見つかるまで試してみるだろう
必要なものは自然と生えてくる
なぜかと言うと、自然界はバランスをとるように働くから。
何かが強く出てきたら、それを弱めるものが自然と現れることこそ「自然」なのだ
まあ、とにかく、難しく考えないで、勝手に生えてくる木や草やキノコとか、湧いてくる水なんかを信頼してみたいと思っている
少なくとも、それをジャマしないように、その空間を敬いつつ、活動するってことかな〜
なんだか、これも、ミツバチの扱いと同じになってきちゃった (^^ゞ
↓森の仕組みにも目を向けよう!
