今年から「ものすごく丁寧な内検」をするようになった
春を待っている間、「何としてでも、ものすご〜〜く丁寧な内検を身につけて、ミツバチとの新たな関係を築くぞ!」と、固く決意していた
そういうわけで、3/22に、ニホンミツバチを巣枠式巣箱に入れ替えて、まずはニホンミツバチで、丁寧な内検を徹底的に練習した
内検時、静かに巣脾上に止まるニホンミツバチ
1匹たりとも飛ばさない気持ちで扱っている
実際にやってみて、「ものすごく丁寧な内検」を早く習得したいなら、ニホンミツバチを騒がせないような内検を特訓して、その調子でやれば、セイヨウミツバチについては丁寧な内検はカンタン!
一般に、「ニホンミツバチはおとなしくて騒がない」「セイヨウミツバチは燻煙器を使っておとなしくさせてから内検しましょう」みたいなことが言われているが、丁寧な内検をするようになって気づいたことがある
それは・・
ニホンミツバチは、かなり丁寧に巣枠を扱っても、蜂全体の統制がものすごく取れているので、ちょっとの振動や、こちらの素早い動きに反応して、わんわん飛び始めたり、蜂全体が唸り音を立てながら大移動したりして、大騒ぎになる
丁寧に扱っている分、多少、話の通じる相手と思っているのか、かえって体当たりして、「そういうやり方するな!」と訴えにくるハチもいたりする
だから、ニホンミツバチについては、それはもう、丁寧な上に丁寧な内検をしなくてはならない!
一方、セイヨウミツバチは、(ニホンミツバチほど丁寧じゃなくても)丁寧な内検をすれば、本当におとなしくて、びっくりするぐらいだ
働き蜂に取り巻かれながら(=ローヤルコート)、産卵をつづける女王蜂
ミツバチとの信頼関係が確かなものになれば、巣箱の近くでミツバチにまとわりつかれるとか、そばを横切っただけで突然刺されるなんてことは、まったく考えられないような蜂群になる
あ〜〜、私のやりたかった養蜂って、これだよ〜 (*^-^*)
ちなみに、荒っぽい内検をした場合、セイヨウミツバチは怒って凶暴になる
で、ニホンミツバチは、どうなるかというと・・
きっと、おとなしく見えるだろうし、むしろ不思議と、扱いやすく感じるかもしれない
ただし、気をつけて!
ニホンミツバチは、そのときすでに、蜂群全体の意志として、「さあ、もう、ここからは出て行こう!」と、決めてるだろうから