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ミツバチ給餌用おいしい液糖の作り方

author: mitohorin

ミツバチに液糖をあげる理由

上白糖から「液糖」を手作りして、ミツバチに与えている。

私も、ミツバチを飼い始めたころは、本に載っていた情報を参考に、砂糖液を作って、それをあげていたけれど、最近は、液糖しかあげなくなった。

上白糖の主成分は、ショ糖で、ブドウ糖と果糖がくっついてできている。ショ糖を、ブドウ糖と果糖という単糖類に分解する反応を進めてつくられたものが、液糖。

ミツバチは、花の蜜の主成分であるショ糖を、酵素を使って、ブドウ糖と果糖といった単糖類に変化させて、ハチミツへと変えている。

なので、液糖を与えることで、(ショ糖からなる)砂糖液を与えたときよりも、

ミツバチの仕事を一段階、減らしてあげられる。

まあ、じつは、出来上がった液糖を自分で舐めてみて、「こっちのほうが、ハチ的には、ぜったい、おいしいはず」と確信したのが、液糖を与えつづける一番の理由だったりするけれど・・ (^-^;

実際、砂糖液より食いつきがいいと思う。

それと、砂糖液だと、温度が低くなると、溶けていた砂糖が再び結晶してきて、ゴロゴロと底に溜まってくることが多い。

液糖なら、そういった再結晶が起こらないので保存しやすいのも利点!

さあ、液糖をつくってみよう!

作り方のポイントは、

泡立ち状態を見極めて、十分に液糖になるまで、反応を進行させること。

言葉で説明を聞いても、ピンと来ないかもしれないので、ぜひ、動画をよーく見て、コツをつかんでほしい!

《主な道具》

  • 適正水量3.5Lのヤカン(めいっぱいで5L入る)
  • 計量カップ(500cc以上のものが便利)
  • 計量スプーン(5ccの小さじ)
  • 菜箸など(かき混ぜるもの)

《材料》

  • 上白糖 3kg
  • クエン酸(食品グレード) 小さじ1杯
  • 粗塩 小さじ1/2杯

《だいたいの手順》

  1. ヤカンにあらかじめ、600ccの水を入れておく。
  2. そこへ、上白糖3kgを投入。さらにクエン酸を小さじ1加えて、軽く混ぜる。
  3. ヤカンを火にかける。火を強めたほうが早くできるけど、あふれに細心の注意が必要!
  4. 20分くらいで、泡が激しくなってくる。火力を調整しつつ、もうしばらく加熱をつづける。
  5. 大きい泡が安定して立ちつづけ、液に透明感が出てきたら、濃い液糖になっている。火から下ろして冷めるまで待つ。
  6. ある程度冷めたら、好みの濃度になるように、水で薄めて完成。1800ccの水を加えた場合、糖度60度の液糖が4.5Lほど出来上がります。
私は、扱いやすいので、糖度60度ちょっとの液糖をよく作りますが、そこらへんは使う状況に合わせて、ほとんど水で薄めず、濃いまま使ってもよいです。

《注意事項》

  • 砂糖液は加熱していくにつれて、たいへん高温になります。やけどに注意!
  • 火力によっては、泡が急激にあふれ出ます。ぜったいに目を離さない!
  • 熱い液糖に水を加えると、爆発的にあふれます。かならず冷めてから入れる!

安全に作業して、ハチさんにおいしい液糖をつくってあげましょう!

大きいヤカンはいかが? 酸を扱うので、ステンレス製がいいですよ。

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